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メタルエンボッシングアート 紫馬工房

メタルエンボッシングアートの作品紹介、教室案内

レオナルド×ミケランジェロ展 Ⅱ

三菱一号館美術館は、大好きな美術館の一つ。
秘密にしておきたい美術館でもあります。 東京駅から徒歩5分というアクセスも良い。

なかなか良い企画の展覧会があって、マニアックな画家をとりあげたりするのですが、今回のあまりにも有名な巨匠二人展というのに、何時間待ちの行列とならないところが不思議でした。
なぜなら、所謂誰でも知っている名画というメインディッシュがないからなのです。なので、メディアもあまり騒がない。
すべてはデッサンからはじまるという地味な企画のせいでしょう。

学生の頃から人体を描くには服の中の身体を描け!身体を描くには、骨と筋肉を描け!と教育されてきましたが、2人とも死体を解剖してまでそれを記録、デッサンしたのです。
できることなら馬の解剖に立ち会いたいと思うマニアックな私には、大変納得できる展示でした。

漢字を覚える前からダ・ヴィンチを馬の絵の神様として、その後色々な画家を知っても別格扱いにしてきましたが、昨年、バチカンのピエタを実際に見てから、壁画、彫刻、建築に至るまで、超人的なミケランジェロにすっかり魅了されてしまった私には、まさに確認のための展覧会でもありました。

なぜミケランジェロに今まで興味がなかったか? それはあの最後の審判のような筋肉モリモリのたくましいキリストの絵画に違和感があったからで、ミケランジェロのごつすぎるイメージに拒否反応があったからだと思います。
ところが、ピエタのやさしさ、美しさにひかれ、画集を読み進むうちに、ミケランジェロの人間性のイメージが良い意味ですっかり覆されてしまったのです。

やはり馬のデッサンはダ・ヴィンチの勝ち! でも360度全方向から描け、立体にできる彫刻家ミケランジェロは神!
物理的にも体力的にも彫刻のほうが優れていると思うが、ミケランジェロの絵画よりもダ・ヴィンチの絵画のほうが好き!

そんな素朴な疑問は、ルネッサンス時にもあったようで、絵画と彫刻とはどちらが優れているか?というパラゴーネという論争
になったらしい。
ダ・ヴィンチは絵画こそ優れていると言ったそうだが、ミケランジェロはそんな論争をする意味はないと言ったと伝えられている。
23歳も年下のミケランジェロのほうが大人の対応のような気がしてならない。

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  1. 2017/07/24(月) 02:12:00|
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レオナルド×ミケランジェロ展

レオナルドだけでは、どこかの映画俳優みたいなので、
『ダ・ヴィンチとミケランジェロ展』のほうが、響きが良いのでは?
と考えて、まー仕方ないのかと思いました。
ダ・ヴィンチというのは、ヴィンチ村のという意味で、日本でも昔、屋号や地域をつけて、川北の権蔵さんと呼んだように、ヴィンチ村のレオナルドさんという呼び名がそのまま使われているわけです。
とはいえ、ミケランジェロには、ブオナローティという立派な苗字があるのに、レオナルドさんの苗字はどうなっているのでしょう?

久々の東京駅丸の内口
丸の内口
敷石が広々と敷き詰められ綺麗になっていました。

ポスター
丸の内口から徒歩5分、近代的なビルの中に突然レトロなビルの三菱一号館美術館はあります。

中庭は都会のオアシス。緑にあふれた小さな公園のような空間は、オープンテラスのカフェや小さなステージがあり、時には演奏会などにも出会えたりします。
猛暑の中、ドライミストでお出迎え。
ドライミスト
中庭


  1. 2017/07/24(月) 00:35:38|
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