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メタルエンボッシングアート 紫馬工房

メタルエンボッシングアートの作品紹介、教室案内

オペラ座

オペラ1
2オペラ
オペラ3
オペラ4
オペラ5
パリ市内は、コンコルド広場からルーブル美術館あたりを1区として、20区に分けられています。
そこから、なぜかカタツムリのように渦巻状に区分けされるので、1区を2~9区で取り巻くような形になります。
隣り合う区がかけ離れた順番になるので、慣れないと大変わかりづらい。
ただ、有難いことに、1区と2区と8区と9区の分岐点、つまりほぼ中心にあたる位置にこのオペラ座があり、その直ぐ近くにホテルがとれたので、どこに行くのも帰るのも、このシャチホコ(?)を目印にして、道に迷うことがありませんでした。
路上で地図や本を広げていては、ひったくりなどの標的にされてしまうので、毎日、前日に地図を頭に入れ、目立たぬようにメモを書くという予習を怠りませんでした。
オペラ座は、国鉄のサンラザールという大きな駅にも歩ける距離で、地下鉄の駅にも3つ歩けます。
暗くて物騒な地下鉄よりも、景色を見ながらのバスが便利で、そのバス停もたくさん集まっています。
バスの路線図をもらって、ボロボロになるまでバスを利用しました。
空港からのバスも止まることがわかって、帰国の時には利用しました。

せっかくオペラ座の前を毎日通るので、中に入ってみようということになりました。
見学だけなら7€、案内つきなら11€、せっかく入るなら安いチケットを買って、何かイベントを見たほうが良いという、どこかのブログを参考にして、チケットを買ってみることにしました。
クラシックのコンサートのつもりで、なるべく安い席をリクエストしたら、10€(約1,300円)で、中央の3階の席でバンザイ!

夜7時からのコンサートには、持参した普段着の中でもなんとかカッコウのつくものを選んで出かけました。
ご覧のような荘厳な階段を上り、3階のロビーに着くと、たくさんのドアが並んでいましたが、鍵がかけられていて入れません。10数人入れる個室は時間になると、1つ1つ従業員が鍵を開けてくれるのです。

始まってからわかったことですが、クラシックのコンサートではなく、パーカッションとモダンダンスという、現代的なパフォーマンスでした。
ポスターの見間違いでした。間違いでもなければなかなか自分から選んで見る機会もなく、大変ユニークで印象に残るものでした。
場内の観客は満員で、大喝采でした。

場内も写真の撮り放題。シャガールの有名な天井画もしっかり見てきました。
オペラ座=パレ・ガルニエ、パレはパレスの仏語読みなので、ガルニエさんが造った宮殿。
劇場というよりは、本当に宮殿のようでした。

パリの建物は、どこに行っても芸術的な建造物ばかりです。
特に床のモザイクタイルは素敵で、美術館でも教会でも写真を撮りました。


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  1. 2013/07/24(水) 01:31:12|
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