
メタルエンボッシングアートは、古代ローマ帝国占領下のイギリスで錫工芸として発祥し、中世ヨーロッパで、キリスト正教におけるイコンの制作などで代表される金属工芸です。この技法を伝承するスペインの職人に学んだメキシコのマグダリーナ母娘が、その技術を持ち帰り、誰にでも楽しめるクラフトとして広めました。
2002年にアメリカのクラフトショーで紹介されたのをきっかけに、日本メタルエンボッシングアート協会・会長の、はりのけいこ先生が直接この技術を学ばれました。
2004年に、はりの先生が日本に持ち帰り、教室を開くなど紹介に勤められ、2008年に日本メタルエンボッシングアート協会が発足されました
。(日本ヴォーグ社・はじめてのメタルエンボッシング、協会会報誌より抜粋)私は以前から、レリーフや金属工芸などに大変興味を持っておりました。
しかし、複雑な工程や、年季の必要な技術、多額の経費などを考えると、ただ鑑賞するだけで、自分で作ることは諦めておりました。
そこに、雑誌ではりの先生の作品を拝見し、「何これ!」と強い印象を持ちました。
こんな作品が自分で作れるのかしら?という興味が膨らみ、早速はりの先生に学ぶことに決めました。
メタルエンボッシングアートは、古くて新しいクラフトです。
ラテン語で「押す」という意味からレプハドとも呼ばれています。
ピューターと呼ばれる錫93%の合金は柔らかいので、たたいたり焼いたりする必要もなく、ご家庭の机の上で手軽に制作することができます。
今、トールペイントが急速に広まった時のように、このクラフトの人気が高まっています。
多くの絵の具や水を使わないので、場所をとらないことも人気のひみつかもしれません。
身近な小物から、アート作品、家具、室内装飾まで、幅広く楽しめます。
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- 2008/10/06(月) 20:34:54|
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紫馬工房は、以前水墨画を描いていた時の雅号です。
幼い頃から、ずっと馬が好きで、私の描く物、創作するものすべてのテーマでもあります。
紫馬工房では、子供絵画教室、デッサン教室、トールペイント教室と、ジャンルにこだわらず表現方法を楽しんでいます。
ここにまた新しく、メタルエンボッシングアートが加わりました。
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- 2008/10/06(月) 16:55:48|
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